
GA4で人気ページを調べる方法|よく見られているページの見つけ方
「うちのサイト、結局どのページが読まれているんだろう?」 毎日更新はしているのに、どのページがお客さんに届いていて、どのページが素通りされているのか、正直よくわからない。上司に「どのページが人気なの?」と聞かれても、なんとなくの感覚でしか答えられない——そんなモヤモヤ、ありませんか。
大丈夫です。そのモヤモヤは、GA4のたった1つの画面で、かなりスッキリします。よく見られているページも、あまり見られていないページも、同じ一覧に並んで出てきます。今日は、その画面の開き方と、見えた数字をどう受け止めればいいかを、一緒に順番に確認していきましょう。
結論:GA4の「エンゲージメント →ページとスクリーン」を開けば、ページごとの表示回数が多い順に一覧で並びます。まずは上位10ページをざっと眺めるだけでOK。よく見られているページには手を入れて伸ばし、見られていないページは「まだ気にしなくていい」と切り分ける——それだけで、改善の順番が見えてきます。
何が起きているのか
「どのページが読まれているかわからない」のは、あなたの確認不足ではありません。GA4は画面が多く、ページ別の一覧がどこにあるのか、たどり着きにくいだけなんです。場所さえわかれば、あとは一覧を眺めるだけです。
サイトを一人で回していると、つい「全ページをまんべんなく良くしなきゃ」と思いがちですよね。でも実際は、アクセスの多くはごく一部のページに集まっています。トップページ、料金・サービスページ、よく検索される記事——この数ページが、サイトの入口や決め手になっていることが多いんです。
だからこそ、まず「何がよく見られているか」を知ることが、改善の出発点になります。読まれているページを少し良くするほうが、まだ誰にも見られていないページを一から直すより、ずっと早く成果につながります。逆に、アクセスがほとんどないページは、今日は「そういうものだ」と横に置いておいて大丈夫です。
手順を小さく分ける

一度に全部を分析しようとせず、次の手順を上から順にたどってみます。なお、GA4は画面の名称や並びがときどき変わります。下の案内と名前が少し違っても、慌てず左メニューから近い名前を探せば大丈夫です。
- ページ別の一覧を開く:GA4の左メニューで「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」を開きます。これが、ページごとの数字が並ぶ画面です。
- 期間を決める:画面の右上あたりで期間を選べます。まずは「過去28日間」や「先月」など、ある程度データがたまった期間にすると、ふだんの傾向がつかみやすいです。
- 多い順に並んでいるか確認する:表は「表示回数(ページの表示された回数)」が多い順に並んでいるのが基本です。並び順が違うときは、表の「表示回数」の列の見出しをクリックすると、多い順・少ない順に並べ替えられます。
- 上位10ページを書き出す:一番上から10行、ページの名前(またはパス)をメモ帳に書き写します。これが「今、あなたのサイトでよく見られているページ」です。
- あまり見られていないページも眺める:同じ表を少し下までスクロールすると、表示回数がぐっと少ないページが並びます。ここは「直すべき欠陥」ではなく、「まだ届いていないページ」として、参考程度に眺めれば十分です。
まずは「1」と「4」、つまり一覧を開いて上位10ページを書き出すところまでできれば、今日はそれで十分です。残りは慣れてきてからで大丈夫です。
具体例
たとえば「ページとスクリーン」を開いて、上位にこんなページが並んでいたとします。
- 1位:トップページ
- 2位:料金・サービス紹介ページ
- 3位:ある1本の導入事例ページ
- 4位:会社概要ページ
この並びを見るだけで、いくつか気づけることがあります。
- 料金ページがよく見られているなら、そこは「検討中のお客さん」が集まる大事な場所です。問い合わせボタンや連絡先が見やすいか、今日ひとつ確認してみる価値があります。
- 特定の事例ページだけ人気なら、その事例が刺さっている証拠。似たテーマの事例をもう1本足すと、さらに読まれるかもしれません。
- 逆に、力を入れて作ったのに下位に沈んでいるページがあっても、落ち込まなくて大丈夫です。まだ入口(検索やリンク)が足りていないだけのことが多く、ページの中身が悪いとは限りません。
大事なのは、順位に一喜一憂することではなく、「よく見られている場所から先に手を入れる」という順番を持つことです。
数字を見るときの注意:「表示回数」は、そのページが表示された回数です。同じ人が何度も開けばその分増えますし、社内・自社からのアクセスが混ざっていると数字がぶれることもあります。まずは「正確な絶対値」より「どのページが上位で、どれが下位か」という順番を見るところから始めると、落ち着いて読めます。計測を入れたばかりでデータが少ないうちは、無理に結論を出さず、数週間ためてから眺めれば十分です。
あなたへの影響
- どのページが読まれているかがわかると、「まずどこを直すか」で迷わなくなる。
- よく見られているページから手を入れるので、少ない時間でも成果につながりやすい。
- 上司に「人気ページは?」と聞かれても、一覧を見せながら落ち着いて答えられる。
明日やること
- GA4で「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」を開く。
- 期間を「過去28日間」などにして、表示回数の多い順に並んでいるか確認する。
- 上位10ページの名前をメモ帳に書き出し、その中で「一番手を入れたいページ」を1つだけ選ぶ。
チェックリスト
まずは最初の1つだけで合格です。残りは慣れてきたら・時間があるときに、で大丈夫。できないことに×は付けなくて構いません。
まずはこれだけ(必須)
- 「ページとスクリーン」を開いて、ページ別の一覧を表示できた
できれば(推奨)
- 期間を決めて、表示回数の多い順に並べ替えた
- よく見られている上位ページを書き出した
慣れてきたら/時間があれば(任意・なければスキップ可)
- あまり見られていないページにも目を通した(直す対象ではなく参考として)
- 上位ページの中から「今月ひとつ手を入れるページ」を1つ選んだ
- 絶対値より「上位・下位の順番」で見るようにした
- 社内・自社アクセスの除外設定を確認した(未設定なら該当なしでOK)

サイトのすべてのページを、一度に良くする必要はありません。 まずは「よく見られているページはどれか」を知って、その中の1つに、今日ひとつ手を入れる。それだけで、あなたのサイトは着実に前へ進みます。読まれているページに気づけた時点で、もう改善は始まっています。
慣れてきたら、月に一度この一覧を眺める習慣にして、「先月と比べてどのページが伸びたか」も見てみましょう。