
会社概要ページ、古いままになっていませんか|年に一度の棚卸しチェック
「そういえば、会社概要ってどのくらい直してなかったっけ」。 ふとそんな気持ちになったこと、ありませんか。トップページやお知らせは気にかけていても、会社概要やアクセスのページは、一度きちんと作ったあと、そのまま何年も置いてあることが多い場所です。誰も見ていないようでいて、実は取引先や求人に応募する人、金融機関の担当者が、こっそり確かめに来ているページでもあります。
でも、大丈夫です。古い情報が残ってしまうのは、あなたの見落としではありません。会社概要は「更新するきっかけ」が生まれにくいページだからです。移転や電話番号の変更があっても、まず直すのは名刺や封筒で、サイトはつい後回しになります。だから今日は、記憶や気合いに頼らず、年に一度だけ決まった項目を上から突き合わせる、小さな棚卸しの型を一緒に整えていきましょう。
結論:やることは3つです。①棚卸しをする日を年に一度、カレンダーで固定する(期末や年度初めなど、思い出しやすい日に)→ ②チェックリストを1枚用意し、名刺・登記・社内の最新情報と上から突き合わせる(会社名・住所・電話・代表者・地図など)→ ③変更が起きたときにすぐ直せるよう、直す場所を一覧にしておく(サイトの会社概要/フッター/Googleビジネスプロフィールなど)。これで「古い情報の載りっぱなし」を静かに防げます。
何が起きているのか
会社概要が古くなるのは、気のゆるみではなく更新の入り口がないからです。よくあるのは、次のようなパターンです。
- 移転や電話番号の変更があったとき、名刺や封筒は刷り直したのに、サイトの会社概要とフッターだけ古いままになっている。
- アクセスページの埋め込み地図が旧住所のピンを指したままで、来社した人が迷ってしまう。
- 代表者の交代・資本金・従業員数・事業内容など、時間が経つと変わる項目が、作った当時のまま止まっている。
- 会社概要に載せた電話番号と、Googleビジネスプロフィールや他のページの番号が少しずつ食い違っている。
一人で担当していると、これらの変更が「いつ・どこに反映すべきか」が、すべてあなたの記憶の中だけにあります。しかも会社概要は、変わったことに自分が気づきにくいページです。だからこそ、思い出したときに直すのではなく、年に一度、決まった項目を機械的に見直す日を作ってあげると、状況はかなり変わります。会社概要は、その会社が「今も、ちゃんとここにある」ことを伝える名刺のようなページ。静かに整えておきたいところです。
手順を小さく分ける

- 棚卸しをする日を年に一度、先に決める
- 「毎年4月の第1営業日」「決算のあと」など、思い出しやすい日をカレンダーの繰り返し予定に入れておきます。日を決めておくと、変化に自分で気づけなくても、その日が来れば必ず見直せます。
- 所要時間は初回でも30分ほど。次からは差分を見るだけなので、もっと短く終わります。
- チェックリストを1枚用意し、上から突き合わせる
- 会社概要ページを開き、名刺・登記事項・社内の最新情報と、項目を上から順に照らし合わせます。「合っているか」を1つずつ確認するだけで、記憶に頼らずに済みます。
- アクセスページは、住所の表記と埋め込み地図のピンの位置、道順の説明、駐車場の有無まで見ます。地図は住所を打ち直すとピンがずれることがあるので、実際に表示して確かめます。
- 変更があったら、直す場所を一覧で押さえる
- 同じ情報が、サイトの会社概要/フッター/お問い合わせページ/Googleビジネスプロフィールなど、複数の場所に載っていることがあります。直す場所を一覧にしておくと、片方だけ古いまま、という食い違いを防げます。
- とくに「会社名・住所・電話番号」の3つは、どこに載せても同じ表記でそろえると、地域の検索でも会社の情報が正しく扱われやすくなります。
まずは「1. 棚卸しの日を決める」だけでも十分です。全部を一度に整えなくて大丈夫です。
具体例
たとえば、昨年オフィスを移転した会社を思い浮かべてみます。
- 会社概要ページを開くと、住所は新しくなっていた。でもページ下のフッターだけ旧住所のまま残っていた。
- アクセスページの埋め込み地図が、まだ旧オフィスのピンを指していた。来客が近くまで来て「見当たらない」と電話をくれて、はじめて気づく。
- 名刺の電話番号は代表番号に変わっていたのに、サイトには旧部門の直通番号が載ったままだった。
こうした食い違いは、どれも「悪意なく、直す入り口がなかっただけ」で起きます。年に一度、会社概要・フッター・アクセスページを同じ日に並べて見直すと決めておけば、こうしたズレをまとめて拾えます。派手な作業ではありませんが、この一手で「行ってみたら情報が違った」という取引先の戸惑いを、静かに減らせます。
あなたへの影響
- 会社概要が最新だと、取引先や求職者が見たときの会社への安心感につながります。基本情報が古いだけで、印象は思った以上に左右されます。
- 住所・地図が正しいと、来社時に迷わせずに済み、道案内の電話対応も減ります。
- 会社名・住所・電話番号の表記がそろっていると、Googleビジネスプロフィールなどとも整合し、地域の検索で会社情報が正しく扱われやすくなります。
明日やること
- 自社サイトの会社概要ページを開き、名刺や最新の社内情報と、項目を上から1つずつ突き合わせる。
- アクセスページの埋め込み地図を実際に表示して、ピンが今の住所を指しているかを確認する。ずれていたら住所を入れ直す。
- 来年また忘れないよう、「会社概要の棚卸し」を年に一度の繰り返し予定としてカレンダーに登録する。
チェックリスト
このリストを1枚持っておくと、来年の棚卸しがぐっと楽になります。所要時間の目安:初回で30分ほど、2回目以降は差分だけなので10分ほど。
- 基本情報
- 会社名(正式名称・英語表記)が正しいか
- 住所・郵便番号が最新か(移転していないか)
- 電話・FAX・問い合わせ先メールが今も使われている番号・宛先か
- 代表者名・役職に変更がないか
- 設立年月日・資本金・従業員数など、時間で変わる項目が最新か
- 事業内容・取扱いサービスが今の実態と合っているか
- アクセス・地図
- 住所の表記が会社概要と同じか
- 埋め込み地図のピンが現在地を指しているか(実際に表示して確認)
- 最寄り駅からの道順・所要時間・駐車場の案内が今も正しいか
- 表記のそろえ方
- 会社名・住所・電話番号が、フッター・お問い合わせページとそろっているか
- Googleビジネスプロフィールなど外部に載せた情報と食い違っていないか
- ページ内のリンク(地図・関連ページ)が切れていないか
- 続ける仕組み
- 「会社概要の棚卸し」を年に一度の繰り返し予定に入れたか
- 変更が起きたときに直す場所(会社概要/フッター/外部)を一覧にしたか

会社概要やアクセスのページは、毎日さわる場所ではないぶん、年に一度、決めた日に上から見直すと決めておくだけで、古い情報の載りっぱなしがぐっと減ります。思い出したときに慌てて直すのではなく、静かに整える習慣にしていけたら十分です。
一度で完璧なチェック表を作らなくて大丈夫です。今日、会社概要を開いて住所と電話番号を1つ確かめられたら、それだけでもう棚卸しは始まっています。「うちの地図の直し方がわからない」と迷ったら、お問い合わせからいつでも声をかけてくださいね。